子育てあれこれ

出産・育児・ぼやき

新生児と成長

二人目だと思って、相当油断しておりました育児。特に母乳育児。
まさか乳頭混乱なるものが、生後4日で発生するとは思わなんだ。
退院すれば大丈夫かと思ってたら、そんなわけない。
とあるカリスマ助産師さんの指導で生後1ヶ月と1週間でなんとか克服。

それまでに、大学病院で2回、訪問助産師1回、桶谷式助産院2回通ったから、5人以上の助産師の指導を受けたけど、なしのつぶてだったもんね。
訪問助産師はほんと酷かったし。
授乳の様子も見ないで、5000円だけピラッと持って逃げてった。二度と会いたくないなぁ~。

愚痴はこれくらいにして、標題の件。

娘はあと2日でちょうど生後2ヶ月になるけれど、産まれてからのこの2ヶ月で、かなり成長を感じてます。
成長を感じるというか、この世界に慣れてきたのを感じるというか。

産まれた直後は、ほぼ明暗位しか、わからないであろうお腹のなかで、温かい水に揺られて、気持ちよく過ごしてたのに、

突然羊膜から強引に取り出されて(帝王切開なので)、
まぶしいっ(手術室は明るいので)、
息ができないっっ(胎盤と分離するので)、
さむいっっ(羊水は37度前後あるので)、

……ってなって、

鼻からチューブ入れられて吸引されるわ、
皮膚を擦られるわ、
足引っ張られて計測されるわ、

もう、衝撃でしかないよね……。

自然分娩の赤ちゃんって(私は経験したことがありませんし、もう二度と経験出来ませんが)、
出産のシグナルをまず赤ちゃんから出すって言うし、
頭の形を変形させつつ、超必死で産道から出てくるんだよね。

対して計画分娩は、外界側の人間が予告なく(できないから仕方ないけど)取り出しちゃうわけで、赤ちゃんからしたら、本当にいい迷惑(^^;
勿論、命の安全には代えられないから仕方ないけど!!

だもんで、この世界への適応は自然分娩の赤ちゃんよりも、かなり大変だったと思うんですよね。

目は退院時からだいぶ見えてたみたい(新生児科の教授お墨付き)で、追視もあって、
もう目が見えてるから、どんどん話し掛けて上げてくださいね。楽しいですよ。
……とか言われてたのに、おっぱい飲まないもんだから、見せてたのは、わたしの泣き顔と、聴かせていたのは泣き言ばかり。
ひどい!

1ヶ月目は、赤ちゃんサイドからすると、目もぼんやりしか見えなくてよく分からないし、快不快の分別っていうか、むしろ基本的にこの世界は不快だし(入浴の時はお腹の中を思い出して気持ち良さそうだけど)、もう泣くしかない!!
……って感じでしたね。

新生児期の辛さはここにあるんだな~って思いました。
お世話をしてくれる人のことも見えないし、世界に慣れることに必死で、とにかく何かと泣きまくる。
これが、赤ちゃんと常時向き合う人間にとってはしんどいんだよね。
あんまり泣かない子もいて、そういう子は、現実逃避の方法が、泣きじゃなくて、寝る、なんでしょうね。羨ましい!!!

それでも最近は、どうも自分には、いつもお世話をしてくれる人(うちの場合は主にわたし)
という存在がいて、

お尻が濡れたら綺麗にしてくれるし、
お腹が空いたら満たしてくれるし、
泣いてみたら抱っこしてくれるし、

っていうのが、少しずつ理解できてきたみたい。
目がしっかり見えてきて、主介護者がはっきり目視出来るようになったことも大きいのかな。

そのため、無駄に激しく泣くことが少なくなってきた気がする。
勿論、
オムツ変えて、
授乳して、
抱っこして、
さらに、あやしても
泣くときはまだあるので、そういうときは、
必殺抱っこ授乳をするときもあるし、
それも駄目なら、
安全確保した上で、お一人で泣いて戴くこともあります。

数分泣いて戴いて、お迎えに伺うと、ちょっと冷静になって、すぐに泣き止んでくれることも多々あります。

あとは、夜間の添い乳をしてくれるようになると、母的には大変助かるのですが、おっぱいを飲めるようになって、まだ一月も経っていないので、まだあまり多くを求めないようにしたいと思います。


今日は旦那が窓拭きや、レンジフードの清掃、カーテンを洗濯してくれました。なんと働き者よ……。