子育てあれこれ

出産・育児・ぼやき

おっぱい量アップを目指して

カリスマ助産師と出会う前、マタニティブルーズに加えて、他の助産師たちに心を折られまくったため、おっぱいが一度止まりそうになりました。

母乳量は、メンタルがとても影響するらしい。
身体が、おっぱいなんて出してる場合じゃねーよ、自分を労れよ、って思うんでしょうね。

なので、母乳量を増やしたいときは、リラックス&休息が欠かせない。
(まーそんなの分かってるけど、止まりそうなときはそんな余裕ないんだよね~)

もう他のホームページに書かれまくってることだけど、

・暖かい飲み物を、一日2、3リットル、こまめに摂取。なるべくタンポポ茶やミルクアップが望ましい。大きいタンブラーや水筒につくって、肌身離さず持ち歩く。

・身体を絶対に冷やさない。めぐリズムやホッカイロをフル活用。常に厚着。首のつくところを暖める。

・Xデーに備えて、乳首やおっぱいのマッサージやケアを続ける。痛くしないように。おっぱいは性器なので、優しく(^3^)
ピュアレーンの大きいやつ買った。3000円もする。。羊の油って高いんだ……。
同僚がプレゼントしてくれたママキスの、自分では買わないようなお高いマッサージクリームで乳房も優しくマッサージ。
いつか飲んでくれるときには、柔らかいおっぱいが良いので!てか、柔らかくないと、舌で乳首をしごいて飲めないので。

・とにかく搾乳しまくる。おっぱいは需要に合わせて生産される、完全受注制度のミルク工場。
わたしは長い戦いになると見込んで、NICUクラスのメデラのシンフォニーをレンタルしました。
人により違うけど、わたしは午前中~15時くらいまでが分泌のピークで、夕方~明け方は分泌が減りました。特に夕方は両胸でなんとか50ミリくらい。

シンフォニーでも、細い乳腺からは搾れないから、追加で手搾り。
蒸しタオルを搾乳前に乳房に乗せて温めて軽くマッサージしてから搾ると、分泌が少し良くなる。血行が良くなるからだと思う。おっぱいは血液だから。

本当は、片手で乳房を圧迫して、もう片手で搾るのが効率的みたいだけど、専門的知識をもった助産師の指導がないと難しそう。

夜中は分泌が良くないけど、諦めずに頻回にやると、血中プロラクチン濃度が高くなっているらしいので、数時間から数日後に、効果が出てきます。

あと、搾乳で搾れるのは総おっぱい量の一部だから、出てないからって焦らない。
(わたしは焦りまくっていたけど)

・リラックス方法。入浴。背中をさする。上体を捻る。上の子や配偶者を抱き締める。など。ネットサーフィンを制限して、赤ちゃんと昼寝。など。赤ちゃんはお腹に置くと、ママの心音やらお腹の音を聴いて、安心してよく寝る。

・魚と野菜中心の食生活は、おっぱいを美味しくするらしい。薄い、ほのかな青白い乳汁が美味しい証拠らしいよ!!
わたしはこの度の妊娠より、基本の食生活として和食を好むようになったので、たまにケーキとかドーナツ食べてるけど、まぁ苦ではありませんでした。
さすがに冬だしアイスは止めときました笑



諦めずに搾乳していると(目安は一日7~8回、400ミリ以上と「最強母乳外来」に記載があったので、これを心の支えにしてました)、分泌はしばらく保たれるようです。
これは、わたしが出産したNICU、GCU併設の助産師さんも、きちんと搾っていれば、1年大丈夫だと言ってくれていたので、余程の事がない限りは、そうだと思います。
赤ちゃんが入院して、ママが先に退院するときは、搾乳を持っていってあげてるもんね。
友人は6ヶ月まで搾ってあげていた。

様々な授乳スタイルのなかで、搾乳の混合が一番大変だなって思った。

搾乳する→暖める→授乳する→搾乳量に応じてミルクを足す→器具を消毒する

このサイクル、全部で1時間くらいかかるもんね。
しかも母乳相談室は飲むのに時間かかるし。

大きな声では言えませんが、わたしは搾乳が相当頻回だったので、メデラ社のホームページに記載がある、「搾乳は常温でも4時間大丈夫」というのを信じて、消毒回数を自己流で調整してました。冬だし。これが夏だと、また大変だと思います。搾乳が傷みやすいから。


3ヶ月前後までは、なんとかおっぱいも頑張ってくれて、分泌増やしてくれるとのことなので、わたしは3ヶ月まではとにかく諦めないで、なんとか混合でも頑張ろうと思ってました。

だけど、上の子がいたり、家庭の事情でそうできないお母さんだってたくさんいるわけで、日本の今の母乳育児の推進の仕方は、良くないなと感じます。実際、産後1ヶ月、直接母乳出来ないときは、自分や娘が異常なんじゃないか、って、とても追い詰められたし。

医者(の親族)は、さっさとミルクにしろってニュアンスのことを言ってきました。
それに、この悩みを産婦人科医や小児科医に言っても、まったく取り合ってもらえませんでした。苦笑

結局、ミルクも、母乳と遜色ないんですよね。
メーカーもしのぎを削って、商品開発しているわけですから。
だから、ミルク育児だって、おっぱいあげるくらいのスキンシップを図っていれば、全く問題ないわけで。

ミルクのパッケージに「母乳が最良の栄養」とか書く前に、もっと母乳育児ができるように医療看護側の体制を整えないといけないんじゃないですかね。

産みおわって、産褥期を乗り越えたらスムーズに育児が始められる訳じゃないんですよ。
制度をつくってるのが、育児なんてろくろくしてない(する暇がなくて気の毒な)、超多忙な厚労省の官僚たちだから仕方ないんでしょうけどね。

あと、ユニセフの母乳10ヶ条ポスターを院内に掲示してるのに、まったく守っていない病院もどうかとは思いましたよ。

分かります、人手が足りないんですよね。
でも完全母乳を希望している妊産婦に対しては、バースプランに基づいてしっかりアナムネとって、産後のミルク追加も産褥婦と相談していかないと、なかなか退院後スムーズに母乳育児は進められないですよ。。





……ものすごいグチグチ書いちゃった笑


おっぱいは、産めば勝手に出て来て、赤ちゃんが勝手に飲んでくれる訳じゃないんですよね。
それを、娘が教えてくれました。