メデラ社のシンフォニー
昨晩の夜勤看護師さんが優しかったり、少しまとまって寝られたりしたためか、今日はかなり感情の起伏が収まってきました!
術後1日目に、夜中3時まで同室したのは、やりすぎだった……
まずは母体回復しないと、赤ちゃんへのケアに余裕が持てなくて、悪循環になってしまう。
第二子(仮名ニコちゃん)が基本的に母子同室になり、見るたびオキシトシン(愛情ホルモン)が分泌されるようです。
今日は上のお兄ちゃんも、パパと一緒に初めての面会。
インフルエンザの予防接種もして、準備万端。
大学病院だと、子供の面会は上の子だけ、しかも30分の時間制限があるけれど、個室の場合は時間制限が無いので、ゆっくり会わせてあげられるから、良かった。
とはいえ、三連休だけしか、子供は面会に来られないんだけど。
この病院では、メデラ社のシンフォニーという電動搾乳器を使って、分娩直後から母乳が分泌されるようにしている。
前回も使っていたのかもしれないけど、電動で動いてくれるシンフォニーではなくて、手動のハーモニーの記憶しかない。。
ここで産まれた赤ちゃんの多くがNICUに入院するから、搾乳器は必需品。お母さんが病室で搾乳をして、NICUに届けるようにしている。
腰までの高さのスタンド型で、両乳房から同時に搾乳出来るように、ふたつのポンプがついている。
使用するまでのセッティングが、少々手間だし、パーツがディスポなので、ちょっと勿体無いけど、この搾乳器のお陰で、今回も完全母乳か、混合母乳で進められそう。
(量は出ても、吸い付きがまだ下手なので……気長に練習していくしかなさそう)
コネクターと、搾乳口と、チューブがセットになったパッケージ。
コネクター部分に、搾乳口と、チューブ、ボトルを取り付ける。
で、本体に、チューブに付いている黄色の蓋(メンブレン)をしっかりとはめて、蓋を閉じてスイッチオン。
この手順のどこかひとつに不備があると、うまく圧力がかからなくて、あやしい空気音がしたり、ちゃんと搾乳してくれない。
日中は良いけど、深夜寝ぼけてると手元があやうい。。
せっかく搾乳したボトルから、何度かこぼして着替えを余儀なくされたり。悲しすぎる。
モードがふたつあって、
開始プログラム(分娩直後から5日目まで)
維持プログラム(搾乳モード)から選べる。
今までは、強ければ強いほど、乳頭が刺激されて分泌が良くなると勘違いしていたけど、そんなことは無いらしい!!
これは新発見。強すぎると乳首が浮腫んだり、腫れたりして痛いし、適切な強さであれば、しっかり搾ってくれるんだって。
知らなかった~!
手術台のうえで、乳頭の大きさをサッと計ってもらっていたので、搾乳口の大きさも選べる。
もし自宅でも継続して使う場合は、レンタルが可能。NICUに入院しているベビちゃんがいるお母様はあったら便利だろうなと思った。
前にレンタルのカタログで見たとき、結構な値段がしていたけど、こういうものこそ、補助金が出るようにすればいいのになぁ。
商品券なんて配ってないでさ。