子育てあれこれ

出産・育児・ぼやき

第一子の出産を振り返る 分娩編

入院初日午後~夜

早速分娩室らしき場所にて、剃毛される。
助産師&看護師さんたちの呑気な会話……
「どれくらい剃ればいいんだっけー」
「んー、これくらいかな?」
「じゃあこれでいっかー」

……

ひとの局部剃っといて呑気な会話やな~……
一応デリケートな部分なんだから、静かに剃ってほしいと思ってしまった。
わざと明るく対応したのかも知れないけど。。
5年たっても覚えてるわ。性格悪いな(^^;


その後、院長来室。
血圧高くて帝王切開するなら、麻酔効かせて下から産めないものですかね~
血圧高いままで開腹して、出血するのも怖かったし……一応尋ねてみた。

院長も意外に軽くて、じゃあ取り敢えず試してみる? と。

一応言ってみるものですね。ここから、和痛分娩に切り替えることになった。

色々血液検査をしたり、内服の陣痛促進剤を内服したり。
計画和痛分娩に向けた準備が始まった。

膣内に、(多分)ラミナリアを何本かいれられる。
股に相当な違和感があって、歩くのも覚束ない感じ。
おっかなビックリ、アヒルみたいな足取りで、トイレに行く~
結構痛いし、出血してる感覚があったけど、実際は生理1日目くらいの量がナプキンにつくくらいだった。
超豪華産院だけど、夕食はかなり質素……。
あ、今思うと、減塩食だからかも。
個室だし、部屋の内装はかなり綺麗~!!
壁紙とかカーテンとか、イエロー系で統一されていて、オッシャレ~。


睡眠薬を飲んで寝る。


……が、突然の入院に、寝れる訳がない。



分娩当日

朝9時間くらいから、陣痛促進剤の点滴を落とす。モニター装着して、1、2時間おきに、子宮口の開き具合をチェック。
旦那と、助産師の実習生さんが付き添ってくれる。

徐々に陣痛の間隔と、痛みの強さが増してきた。そして、血圧モニターを見つめる旦那の表情も、険しくなってきた。

産後に訊いたら、高いときは200/100くらいになってたらしい。。
よく緊急帝王切開にならなかった。

痛みがいよいよ耐え難くなってきたタイミングで、硬膜外麻酔。
若い女医さんだった。非常勤だったから、どこかから派遣されてるのかな。
麻酔が少しずつ効いてきて、痛みは生理痛程度まで抑えられた。
麻酔は凄い。

少しずつ子宮口開いて、最後は吸引で14時過ぎに第一子の息子誕生。
体重は推定2700グラムと言われていたけど、2300グラムしかなかった……
小さいけど、髪がしっかりはえてたのが一瞬見えた。
すぐにケアのため息子は助産師さんが別室へ。

院長も、ま、下から産めて良かったね。と言って去っていき、しばし旦那と分娩室で二人になった。



が、どうも何だか具合がおかしい。
麻酔が効いているから、どこにも痛みは感じないのだけれど、表現出来ないような気持ち悪さがあって、助産師を呼ぼうかどうか悩んだとき、ちょうど悪露の確認に実習生さんが来てくれて、ナプキンの中を見たときの彼女の顔色が変わった。

それから、バタバタとスタッフたちが、分娩室に戻ってきて、あっという間に、出産のときよりも多くの人数が、分娩台を取り囲んだ。


旦那は早々に追い出された。